【コラム】室温シミュレーション 

今回は、室温シミュレーションについてのお話です。

室温シミュレーション

温熱計算に基づき、LDKの室温を求めていきます。

冬期の晴れた日の室温は、朝6時に15度以上となるような室温計画が理想とされています。※1
また、夏期の室温は、36度以上にならないような室温計画が理想です。※2

室温シミュレーション1.jpg

室温と外気温のグラフ
※1 ただし、以下の条件の場合とします
•初期室温(0時の室温)が20℃ •無暖房(自然室温)
•日当たりのレベル:特に南、南東、南西が「とても良い」もしくは「良い」
※2 ただし、以下の条件とします
•初期室温(0時の室温)が27℃ •無冷房(自然室温)

室温が高いと

室温が高い方が、活動量増える、という調査結果もあります。
活動量が増えるということは、運動量も増加して、健康にもつながりますね。

室温シミュレーション2.jpg

住宅と健康は、密接に関わっています。
世界中を見渡すと、ヨーロッパでは室内温度が法律で決まっているそうです。
そして、実は日本は、断熱性能基準の決定も先送りにされ、室内温度の規制もありません。
先進国でありながら残念です。

最近では、快適性や住み心地直結する断熱性能やパッシブデザインも注目され始めてきました。
家づくりとして、とても大切なことだと思います。
予算が掛かることではありますが、もし先立つものがあるにであれば、家づくりの際には、
検討されることをオススメします。

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