【コラム】家の方角

662367_s.jpg
家づくりを考え始めると風水などが気になる方もいると思います。
よほど詳しい方ならいいでしょうが、
様々な流派や考え方があるので、中途半端に調べすぎない方が大切かと思います。
それ以前に、日本の四季にあわせた家の間取りの配置を意識した方が、
結局は暮らしやすい家ができるのではないでしょうか?

方位学、興味ありますか?

方位学には詳しくありませんし、風水を気にしているわけでもありません。
その「方角」ではなく、もっと単純な「向き」としての方角についてのお話です。


良い土地のカタチ・・・ありますよね。
南側が道路になっていて、真四角で・・・。
我が家は割といい土地のカタチの上に建っています。

そんな場所でも家の配置で、過ごしやすが変わってきます。

東西南北を意識した間取り

南側が道路なので外を歩く人から良く見えます。
カーテンを開けていたいのに、常に閉めておかないと、覗かれているような気がして。
せっかく気持ちよく過ごせる明るい窓際のはずが、人の視線が気になってリラックスはなかなかできません。

外構で壁を高くした場合
⚫️防犯上良くないこと(敷地内に侵入しても目撃されにくい)
⚫️木製フェンスは高くすると風害に耐えられない
ということで、あまりお勧めはできません。

一般的なフェンスの高さにすると、やはり外の視線は気になってしまいます。
このように人目が気になる土地は、庭の配置やプランも初めからイメージしておくことがとっても大切ですね。


その他に、朝日のあたる東側を寝室のスペースにすると、自然の光で目が覚めるというメリットがあります。
が、休日にのんびり寝ようかなぁ・・・と思っても、朝日が眩しく、夏は暑さが強くなり、なかなか朝寝坊はさせてもらえません。


また、間取りのセオリーとして、水廻りは北側に集中することが多いです。
工事の都合上、水廻りの場所はあまりあちこちにしない方がいいということもポイントです。
永く住むにあたって、単純な構造の方が、メンテナンス楽になるからです。


西側にキッチンを配置した場合は、西日が入りにくいように窓は上部に小さいものにすると、さほど部屋が暑くなることはありません。
ですが、勝手口が西側にすると、夏のゴミを捨てるときには少し勇気がいるかもしれません。


方角に関わる利便性と暮らしやすさのバランスはとても大切です。


「こだわり」に「こだわりすぎない」ことも大切

風水など考慮してでも、おそらく生活しやすいものになるのでしょうが、
あまりこだわりすぎると、生活しにくい動線になってしまうかもしれません。

なかには細部まで風水にこだわりすぎてしまい、夏の暑さが厳しくなってくると、毎年後悔している方もいます。
運気はとてもいいそうなのですが...


私たちは太陽や風という自然とともに生きています。
その動きや自分の生活のしやすさを、しっかりとイメージしておくことが、実際に家に暮らし始めてからの後悔を減らします。


方位学、風水などについては、とても気になる方も多いようですが、そんなに意地悪な考えのものではないと思います。
もし〇〇なら、〇〇の色のものを飾るようにとか、いつも綺麗に保てば大丈夫とか。
様々な解決策も提案してくれてます。


家の中でどう動きたいのか、太陽や風の向きはどうなっているのか、
などを考えて、家の配置を考えてみませんか?

知って得する魔法の「小冊子」限定プレゼント無料

Menu